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見なきゃ損!【保存版】非営利団体のための会員増強術「人を集める技術」古谷真一郎著

新型コロナの影響で外出ができないため、色々なイベントが中止されています。

学校の部活動や工場の見学、観光バスのツアー、お仕事の出張、募金活動などなど

人が集まることができない、3蜜を避けなければいけない。人が集まれば、密になり、新型コロナ感染のリスクが上がってしまう・・・

人が来ないと、飲食店、商店、バス、電車、百貨店が売上が出ずに困ってしまう。経営が成り立たなくなってしまう。

ボーイスカウト、地域の経済団体、NPO、ボランティア団体、地域の子供達のスポーツチームも同じ。

この本は、新型コロナ以前に書かれていますが、参考になることばかり。

非営利団体に向けて書かれていますが、参考になる部分ばかりではないかと思います。

 

ぜひ、非営利団体のみならず、いろんな団体の参考になればと思います。

私は非営利団体に所属して、この本を何度も読み直して実践しています。そのおかげで昨年度は、5人の入会をすることができました。

今年度は、まだ、継続中ですが、目標5人に対して、3人入会しています。

人が集まらない団体の特徴

ボーイスカウト、地域の経済団体、NPO、ボランティア団体、地域の子供達のスポーツチームまで、共通の悩みは共通してます。

それは、「人が集まらない」こと。

この本の著者 古谷真一郎さん は、経済団体、市民団体、地域ボランティア、スポーツチームなど60以上の非営利団体の役職を務め、

いずれも、所属した団体では会員数を増やし、活性化させたことから「団体再生請負人」と呼ばれています。

 

まずは、現状分析、人が集まらない団体の特徴は、

 

1.効果がない方法で募集をしている

2.集めたい人数の目標がない

3.新しい人が来てもフォローしない

4.団体の目的、理念の理解が全員バラバラ

5.ホームページ、SNSがない

 

私も非営利団体に所属してて、この本を手にとったわけですが、効果がない方法で募集をしているまたは、募集をしていない。

目標は、なし。

新しい人が体験会などに来てもフォローしない フォローしたくてもどうやっていいのかわからない。

なぜこの非営利団体があるのか、目的などの理解がなかったりする。

ホームページがあってもデザインが古い、更新がされていない。そんな状況だったのでSNSもなかった。

この「人が集まらない団体の特徴」がそのままの団体でした。

 

人の集め方

1.アイデンティティ 団体の目的、理念の共有

2.目標設定

3.会員増強

4.運営改革

5.戦略・戦術

それぞれについて説明します。

まずは、

1.アイデンティティ 団体の目的、理念の共有

どの団体にも目的や理念ってありますよね?

もしなければ、作成してください!

この目的や理念を会員で共有してください。口頭でも文章でも。

目的や理念を誘いたい人に伝えるのです。

まずは、その団体について目的や理念を知ってもらう。

2.目標設定

2つ目は、目標設定です。そしてその目標には達成期限をつける。この目標を声に出し続けるのです。

声に出し続けて周りの人を巻き込みましょう。

3.会員増強

例えば、体験会や、見学などで来てもらったあと、「また来てくださいね」ではいつまで立っても入会してもらえません。こういうときは「次回○月○日にまた体験があります。予定は空いてますか?」と具体的に日程を伝えることが重要です。

体験会のときには、説明をすることは忘れずに!

4.運営改革

改革をする前に、まずは過去の資料を整理して過去の経緯を知りましょう。

その団体の歴史を知ること。

なぜ今の組織になったのか?

なぜ今のやり方が継続されているのか?

団体の目的と現実の活動がずれていないか?

過去の経緯を把握すれば、その団体が今どうあるべきかが見えてきます。

 

規約をスムーズに改定するには?

一人で勝手に決めない

いきなり全面的に変えない

これ重要です。一人で勝手に全面的に変えてしまうと反発する人が出てきます。時間をかけてメンバーに相談して、徐々に変えていきましょう。

徐々に変えて全面的に変えればいいのです。根回しはどこでも重要になります。

5.戦略・戦術

目的、理念も周知した、目標も設定した、体験会のフォローも万全、運営改革もした、

でも会員が集まらない・・・

その原因が「ターゲットが明確になっていない」です。

まずは、ターゲットを絞り込みましょう。

一番早いのは、子供の団体なら、友達を誘っておいで!と声をかけることです。「子供が子供を誘う作戦」これかなり有効ですよ!子供が一人では参加しにくいのが友達がすでにいる。これが重要です。友だちがいることで安心です。

また、「親が親を誘う作戦」これも有効です。

保護者は、子供を参加させてあげようと同時に、自分の負担も考えます。

保護者にはポスターやチラシなどで視覚に訴えて、子供には体験会で十分に楽しませましょう。

紹介カードを作成して配布するのもいいですね。

 

まとめ

この本は、2年前くらいに購入して、私が所属している非営利団体で実践してます。

ホームページ作成、Facebook開設、体験会の実施、などなどこの本を何度も何度も読み直して参考にしてます。

さあ、会員が集まらないそこのあなた!!もう集め方はわかりました!

あとは実践あるのみ!

この本、ブログを参考に入会者を集めて、活気のある団体にしましょう!

良かったらこの本を購入して参考にしてみてね。

 

ひとりの声から!

ひとりの熱意から!

ひとりの行動から!

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